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10月31日 朝の気温7度。もう初冬といっていい感じ。スキーシーズンは着実に近づいてきてます。9時半から燃費のテスト。けっこう厳格にやったため、夕方4時近くまで乗りっぱなし。走行距離も500km近くになっちゃいました。終わって部屋に戻るとグッタリ。コタツに入ってTV見てたら新しい内閣の人事を延々とやってる。小泉さんにマスコミまで振り回され、なんだか滑稽。私たちのギョウカイで言えば「有名なレーシングドライバーから見下されてるのに、インタビューを申し込む図」を思い出す。私なら寄りつこうとも思わない。こんな時こそ小泉さんに振り回されない大手メディアが1つくらいあっていいんじゃなかろうか。最近の政治を見てると、ソビエトの末期とイメージが重なる。ゴルバチョフ、人気ありましたからね〜。日本の大変換点も遠くない。湯沢のウマいけど感じの悪い寿司屋さんでお腹一杯にして帰京。原稿書き。

10月30日 朝からけっこう大量の原稿書き。途中、気晴らしにレガシィとプリウスの洗車を。ポリッシュファクトリーの完璧ガラスコーティング済みだからして、水洗いだけでビッカビカになる。これだけキレイになってくれると、洗車してて楽しい。ホントに気晴らしです。2回目の気晴らしは、買い物。前々から欲しいと思っていたサンヨーの『ザクティC5』を購入す。価格コムだと3万4千円ということだったけれど、電器屋さんに行くと3万3千円だって。ETC車載器もそうだけれど、もはや価格コムより安価なショップは少なくない。小売業の競争力って凄いと思う。なぜにザクティかと言うと、動画の勉強であります。普通のビデオカメラだとネット用としちゃ面倒。ザクティなら簡単にアップ出来そう。近々、動画をお届けしたいと思う。夜、明日のテストに備え、湯沢に移動。外気温7度。そろそろ雪山のシーズンであります。湯沢で空を見ると真っ赤な火星が。

10月29日 アジパシ最終戦の中国、出られなくても見に行こうかと思ってラリーガイドを見ていたら、やっぱりプライベーターにゃ厳しいな、と。なんたってホテルが1泊100ドル=1万1500円とメチャ高く、ガソリンも市内で買えるの97オクタン。300円程度のアブガスも無く、97オクタンがイヤならリッター600円するFIA燃料を買えだって。通関などの手数料もベラボウに高い。高いと言われる日本よりお金掛かりそう。聞けば新井選手も田口選手もマーレーさんとグリーンさんも出ないとのこと。勝手に中国だけで盛り上がればいいと思う。排他的になった時の中国、悪い部分しか出てこない。今日は終日原稿書き。合間に車検切れた348の整備でもしようかと思ってたら雨。この秋、東京の週末は雨ばっかり。雨、好きじゃありません。雪が降る前に、一度潜りに行きたいと思う。11月の下旬あたり、ココロの故郷である沖縄に行こうかしら。

10月28日 早起きして河口湖で行われているアウトランダーの試乗会へ。三菱にとって久々の新車。どれどれ、と試乗してみると、予想以上の仕上がりである。今までの三菱車と違って基本設計からして新しい感じ。上級グレードに標準装備される650Wのオーディオも迫力満点。オーディオ好きなら、ぜひディーラーで試聴し、御意見を聴かせてください。クラシックなど楽器使う音楽は質感でマッキントッシュに負けるが、ポップス系を聴くならパンチあって好みです。アウトランダーに乗りながら「三菱、これから良い流れになりそう」と思う。全く根拠無いが、日産マーチのハンドルを初めて握った時もそう感じました。続いて富士スピードウェイに移動し、レクサスGSの試乗。今まで公道の試乗会だったため、限界特性を試しておらず。思い切り走ってみた。GS、全グレードに姿勢制御装置付いているものの、高速域で”ある”テクニック使うとテール滑らすことが可能。試してみたら、なかなかコントローラブルである。これなら姿勢制御装置のオフスイッチを付けても十分通用するのに。GS350とGS430、当たり前かもしれないけれどスポーティなのはエンジン軽いGS350でした。レクサスの首脳陣に「私なら迷わずBMWを買います。こんなお客さんがレクサスを欲しくなってしまうまで何年掛かるしょう?」と聞いてみたら「3年経ったら欲しいと言わせてみせます」。私の最短予想より2年早い。果たしていかに? 高速道路混んでいたので、御殿場のアウトレットを覗いて帰る。

10月27日 午前中は歯医者さん。15年くらい前から何度も暴れた(外国で激しく痛み出すこと数回。アメリカとエジプトで痛くなった時は、腫れも伴い最後は痛み止めさえ効かなくなりました)歯を抜く。歯根から痛くなった時ときたら、辛抱たまりません。見せて貰うと3本もデカい根が張ってました。今回も全く痛み出ず。従姉妹のダンナ、ホントに歯抜くの上手です。そのまま吉祥寺に出てコンタクトなど購入。お昼を食べ帰宅し原稿書き。そうそう。11月6日、ベストカー主催の『スカベンジャーラリー』(お遊びのウエイトが高い誰にでも楽しめるラリー。例えばこんな感じ)にラリージャパンに出場したまんまのインプレッサで参加します。ツインリンクもてぎをベースに行うとのこと。スリパリーコース(雪道みたいに滑るコース)でのSSなんかもあるそうな。ドライバーはムスコの予定。競技終了後、もし時間余れば、助手席に乗って頂けると思います。ツインリンクもてぎ、ちょうど『スーパーカブ』のイベントもやってるので、お時間あれば遊びに来てください。

10月26日 夕方まで原稿書き。終了後、打ち合わせのため都内に出て、そのままラジオ日本の収録へ。毎週土曜日の夜にクルマに関係する話題を取り上げる30分番組なので、ぜひ聴いてください。ラジオ日本はAM1422kHzです。そうそう。新美が今週土曜日からシビックハイブリッドのキャラバンツアーに出発します(三重県方面)。近所に住んでいる方はぜひおいで下さい。試乗も出来ますよ! 詳細な日程が決まったら発表します。燃費アタックなんかもしてみる予定。私は11月3日から合流します。果たしてどのくらいの数値出るか? 残念なことにツインリンクもてぎの『鮎のヤナ』企画、明日で終了。あ〜あ! 今シーズンも行けませんでした。そういえば鮎、思い切り食べてない。

 

近々タイラリーのレポートをまとめま〜す

10月25日 いろいろお世話になった坂本さんに空港まで送って頂き、11時20分発のTG640に乗る。昼食後、原稿書きしようとしたらバッテリー上がっており(シート部分の電源も稼働しておらず。B777の電源、1回も使えたことがない)断念。時間あったので今年を振り返ってみた。初のグラベルラリーである『ハイラインドマスターズ』の内容を考えれば、出来過ぎだったかもしれない。3戦目の北海道で左足ブレーキをマスター。4戦目のWRCジャパンからアンチラグも付いた。そして初めて本格的なラリー車に乗った今回。テインのダンパーの本来の使い方(ダートラ用)に近かった比較的フラットのSS10で6位! アブガス用にセッティングしてあるモーテックのコンピューターと、プロフレックスのダンパー使うサラディンさんに1秒差まで迫れた。パワフルなランエボ(タイのコース、ランエボ向きでした。だからこそ新井選手もバリマキ選手に届かず)を駆る4位のアーガイル選手だって3秒差。荒れたコースのSSも直線だけでいいからアクセル全開出来れば、もっともっと速く走れたろう。その点、今シーズン使ったカヤバは壊れる心配のなく良いチョイスだったかもしれません。ただコーナーじゃやっぱり踏めませんけど……。初心者は国内のラリーならオーバーホール無しで千km走れるカヤバを使い、中級になったらプロフレックスかドラモンド(セットで40万円前後)。イケそうならオーリンズといった感じだろうか。それにしても資金切れが悔しいっす! インプレッサのスペックCでもランエボでも、サスペンションの取り付け部さえ補強し良いダンパーを付ければ、限りなくノーマル車できっとマーレーさんにゃ勝てると思う。もう1年でいいからアジパシに出たかったなぁ。

10月24日 起きたら10時。急いで準備し、昼に新井選手と坂本さん達と一緒にバンコクへ。タイで一週間クルマに乗ってると、もはや路肩をバイクがコッチ向いて走ってきたり、横の道から突如飛び出してこられたり、全く車間距離無いのに割り込んでこられたりしても動じなくなります。タイ人、猛烈にせっかちらしい。そうそう。タイのガソリンは1リッター約86円(26バーツ)。軽油76円(23バーツ)と、物価を考えれば高い。日本の金銭価値に置き換えると、リッター260円くらいなのだとか。最近激しく値上がりしたため、公共の交通機関が大人気とのこと。バンコク到着後『ワットポー』と呼ばれるタイの古式マッサージ屋さんに行く(日本企業駐在の奥さん方に人気の店とかで、凄く大きい)。2時間250バーツ(約750円)。みんなで並んでガタイの良いオバサンにモンでもらう。背中がバリバリになっていたものの、柔らかくなりました。ちょうどいい時間になったので夕食。新井選手、タイスキを食べたことないのと言う。じゃ行きましょうということに。ジャブシャブと鍋の中間くらいをイメージしてくれればいいと思う。けっこう美味しいっす! お腹一杯食べ、新井選手は10時過ぎの便に乗るため空港へ。見送った後、坂本さん達と日本料理屋さんで飲む。さすがに疲れているらしく、11時過ぎたらバッテリー切れであります。

10月23日 ダンパーの予備がないため、レグ2も荒れたセクションはベタ抑えで走るしかありません。壊れる不安を抱えながらだと、全く踏めず。特にSS12ときたら、前半ずっと激しいギャップの連続である。SSを3つ終えると、あらら! グリーンさんに迫られてきちゃいました。前を走っていたマーレーさんが、SS12終了後にタイムを聞きに来る。追い上げられているんじゃないかと気になっているのだ。いずれにしろ今シーズン始まった時はマーレーさんとグリーンさんが目標。2人とも私のタイムを気にしてくれるレベルに届いたということです。これで壊れないダンパーならば……。困ったことに確かに1分以上あったグリーンさんとの差、30秒少々になってきた。それじゃ、と少しだけペースアップ。するとガタガタ路面ののSS(SS12の再走)で簡単に19秒も縮まる。直線さえ全開に出来ればなぁ。されどグリーンさんの6秒遅れ。基本的に乗れてます。続くSS15。ここ、フラットなので今シーズン初めて攻めてみようと頑張りました。するとどうよ! スタートして1,5km地点。新井選手も「予想以上に滑ったから飛び出すかと思った」という左コーナーで外側に膨らみ、土手をヒット! ロアアーム曲げ、さらにバーストしてしまう。タイヤ交換すると大幅なタイムロスになるため、そのまま3本で走る。1分以上遅れてしまいグリーンさんに負け決定。くやし〜っ! グリーンさん(不動産屋の社長。大金持ちとのこと)大喜び。ゴール後、私のところにきて「あんたはジェントルマンだから来年も勝負しよう」。タイのアジパシ、参戦台数こそ少ないものの、けっこう接戦である。今回8位となったグリーンさんのライバルであるマーレーさんはラリー北海道で6位。今回7位。ちなみに私は北海道で8位。今回9位という結果。最後でグリーンさんに逆転されたのが悔しかったけれど、収穫あったラリーでした。夜は飲んで飲んで飲んで寝。

ロアアームが曲がり、ハンドルを90度左に切らないと直進せず

10月22日 いよいよラリースタートである! SS1。走り出すと、やっぱりコ・ドラとのコンビネーションが全くダメ。ペースを抑えて走っているのに、早くも一番危険だとチェックしていた大きなギャップにハイスピードで飛び込んでしまった。「ドガン!」と脳天に響く大きな衝撃の後、空中に居るときに「ソーリー」だって。しくしく。さらに全開で曲がるコーナーの40m後、右の直角コーナー。読むのが遅れ、これまた飛び出す。こうなると恐くてアクセル踏めず。SS2も同じ。やっぱりジャンクション(曲がり角)で2回オーバーラン。ブレーキ踏みながら「トゥレイト!」と大声出しちゃいました。ただSSを6つ終えたあたりから、徐々に踏めるようになってきた。それじゃ、と頑張ってみようかのSS7(25kmと長い)。ジャンプやギャップは抑えて走ったものの、ダンパーからオイル吹き出してしまう。この症状、オーナーから「ダンパー、毎戦オーバーホールしてます。友人はラリージャパンで3本オイル吹きました」と聞いていたのだけれど、まさかこんなに簡単にダメになると思ってもいなかった。ちょうどテインの藤本さん(往年の名ドライバー。1990年前後はトヨタのワークスカーもドライブした)が居たので、どういうセッティングにしたら持つのか聞いてみた。すると「今使っているのは国内のダートラ用なんです。だから160kmで通過するウォッシュボード(洗濯板のような路面)やギャップはテストしてないんです。国際ラリーには使わないように言ってるんですよ」。なるほど。今回リザーバータンクの継ぎ手からオイルが吹き出してしまった。ダンパー内部のバルブのトラブルなら理解出来るものの、こらもうあきません。オーナーに言うと「国際ラリーで使うと言って買ったんですけど」。

フロントダンパー、簡単にオイル吹いちゃいました

 いずれにしろスペアが無いので、荒れた路面はベタ抑えで走るしかありません。ちなみにベタ抑えのSS9(SS7の再走)はサラディン選手から1分も遅れ。けれど路面がフラットで全開可能なSS10(14km)はわずか1秒の遅れ! 新井選手からも18秒しか遅れず総合6位です。アジパシおやじクラスのライバルであるマーレーさんを12秒も引き離した。高速コースだと「ジャンプやギャップを抑えれば1カ所で5秒遅れる」(新井選手談)。SS9、間違いなく10カ所くらいをスローで通過したからなぁ。サラディンさんに聞いたら「全部全開」だって。ちなみにサラディンさん、プロフレックスというダンパー使ってます。それにしてもSS10の成績を見ると、欲が出る。スペックCより重くてベアリングターボじゃない旧式インプレッサで(ただ車体そのものはよく出来てます!)、コンピュターも100オクタン仕様のSTI。インタークーラーウォータースプレィがトラブルのため作動せず。コントローラブルなダンロップタイヤ(レグ1のSS152kmを6本で済まそうとしているため、最後はけっこう厳しい状況)が私の乗り方に合っているのか? ギャップやジャンプを全開で走れるダンパーさえあれば、間違いなくマーレーさんを抜けるのに! 悔しがりつつレグ1を終了。

スタート。タイ語が効いたのか人気上々

10月21日 今日は車検と夕方4時からのセレモニアルスタートだけというスケジュール。未だノドのコンディションが良くないため(夜中に何回か咳き込む)、休息を兼ねて部屋で原稿書き。お昼にサービスへ行くと、問題なく車検をクリアしたとのこと。午後も部屋で仕事。スタート1時間前から準備など。いつものお約束でライトポッドを装着(やっぱりラリー車っぽくてカッコいいでしょう。ダニーさんも好きだったなぁ)。ちなみに今回はアブガス(アビエーションガソリン/航空機用ガソリン)を使う。普通に売っているハイオク、何と95オクタンしかない。こらもうインプレッサWRX STIバージョンの市販車だったとしてもダメ。どうやらタイで走っているフェラーリやポルシェもアブガスを使っているようだ。ここでアブガス用にセッティングしたモーテックがあればキッチリとトルク出るのだけれど、100オクタン設定のSTIコンピューター。ちょっともったいないです。セレモニアルスタートではボディ横の「タイが好き」が受けましたね〜! 主催者の来賓の政府関係者から握手を求められたほど。インタビュアーの女性に「少し暑いけれどタイを楽しんでいる。食べ物も美味しい。タイが好きです」と英語で答えたら通訳してくれ、これまたウけてました。後で聞いたら外国人で最も好印象だったとの事。良かった良かった。ラリー車の整備を手伝ってくれるサラディンさんのトコロの人(マレーシア人)、みんな一生懸命頑張ってくれている。今回も完走しなくちゃ! 夜は食べ物を近所の屋台から買ってきて、部屋で食べる。大人数で車座になって食事するの、やっぱり楽しい。

ステッカーはダンロップと宿泊費を出してくれたタイの磨き屋さんのみであります

10月20日 午前中2つのSSのレッキ。1本は道幅のある超高速のSSで、おそらく200km近く出るストレートが何カ所かありそう。気合いを必要とします。凄いのはもう1本の方! 民家や畑の間を走るのだけれど、600mの直線に続き超高速コーナー。さらに800m! のビミョウに曲がったストレートもある。おいおい何km出るんだ? 荒れた場所もあったりして、これまたシビれモノ。一方ペースノートの読み、やっぱりしっくりせず。午後はシェイクダウン。初めてレンタルしたラリーカーに乗ったのだけれど、驚く事ばかり。何たって真っ直ぐ走らず、流れた時のコントロールもシビア。どうやらラリーカーのセッティング、誰にも教えて貰ってないらしい。よく今までこんなセッティングで乗っていたなぁ、と思う。絶対的な速度こそ遅いものの、私のラリーカーの方がフルに性能を引き出せる。いや、私も自分流なのだけれど、長年の経験。乗りやすいクルマってどうなのか解ります。1回ずつ走り、まずリアのアライメントを変更。続いてリアの車高を10mm下げ、さらにフロントの減衰力も変えてみた。ドンドン良い方向へ。ま、基本的な特性しか変えてないため、このあたりまでは簡単なこと。さらに詰めようとか思ったが時間切れ。ただ車体剛性は私のノーマル車と比べられないくらい高く、コントロールしにくいもののコーナリングスピードは明らかに速い! これで良いダンパーさえ組めば、ずっと乗りやすくて速くなりそう。今のダンパー、高速域になると直進付近での動きが渋く、同じく高速域からハンドル切るとロール速い。それにしてもキッチリ作ったラリー車、やっぱり面白いっす! 夜、新井選手と飲んでて「やっぱりオーリンズがいいと思いますよ。ダンパーだけで速くなりますから」。ラリー、いろいろ解ってきたのになぁ。

走りながら後ろで焼き鳥してる。けっこうウマいです!

10月19日 ペースノートを作るためのレッキ1日目。今回のラリー、非常に狭い地域で行われる。サービスはラヨーン市内にあるホテルから40kmくらい離れた場所なのだけれど、SSが密集してます! 最も近いSS、サービスから400mだもの。したがってレッキの時間も余裕。けれど! コースに出ると驚きの連続であります! いわゆる「道」という概念じゃない。普通、林道などは当然の如く設計図を書いて作られる。古い道であっても、一定のリズムなどあるもの。しかしタイの道と来たら、そういった約束みたいなものが無い。人の土地を避けたらこうなっちゃいました、みたいな感じ。しかも雨期だたっためか一発でリタイヤの原因になりそうな深いミゾや穴も多数出来てる。イヤなことにこういった”落とし穴”、高速コーナーの途中にあったりして。つまり速度落としたらタイムもガックリ落ちるという事。攻めるならリスクを負わなくちゃならない。タイ人のコ・ドライバーとの呼吸もイマイチ。英語なのだけれど、全然発音違うのだ。例えば「80」は「エッティ」。聞き返す事も度々。ペースノートを読むタイミングも合いません。改めてアンちゃんとコンビネーションが良かったことを認識しました。ま、今シーズンはこんな状況の繰り返し。修行であります! ビックリするのはSSの途中に人がたくさん住んでいる事。長い直線の突き当たりに家があったりして。ノンビリした犬もたくさんたくさ〜ん! こんなトコロを全開で走って大丈夫なんだろうか、と思う。おそらくワン公を避けられる程度のマージン残して走るべきなんだろう。犬をひいてまで速く走る気にはなれませんから。レッキスケジュールは緩く、4時にホテル帰着。準備も終了。夜はホテルの近所にある市場の中にある食堂へ。バンコックから到着した坂本さんや、会社のスタッフの人など交え7人くらいでお腹一杯食べて飲んで2400円でした。

パタヤに近いラヨーンのスターホテルがHQ

10月18日 朝からラリーカーのチェック。今回使うラリーカーは私と同じ”重いボディの年式”がベース。ただホンモノのラリー車だからして、けっこう本格的にボディ補強してあるのに50kgくらい軽い。これでモーテックのセッティングがしっかり出来て、カヤバよりリーズナブルなテイン製のダンパーさえ何とかなれば、私のラリー車より実力あると思う。皆さん「全然違うよ」と言われるオーリンズでも使えば思い残すところは無いのだけれど……。50kg軽い分は「壊さないように走る」という心理的なリミッター作動でトントンか? コ・ドライバーと打ち合わせ。スコシさんというタイ人のコ・ドラじゃ有名な人であります。サービスはマレーシアのお金持ちであるサラディンさんのチームと一緒。ジャッキやウマなどレンタルして(たまに人も借りて)日本からメカニックを2人連れて行くくらいだと考えていただければ。お昼は今日も驚くほどエビの入ったトムヤムクン。夜はサラディンさんのチームと一緒に海沿いの海鮮料理屋(砂浜にテーブル置いて幌みたいな雨しのぎを作った素朴な店)。生きた魚介類、主としてエビとカニをその場で料理してくれるのでウマい! マレーシア人もエビとカニが大好物らしい。

ワタリガニの一種。私は食べにくいので好物とせず

10月17日 チームメンバー3人が乗った飛行機は大幅に遅れ、深夜というか早朝3時過ぎに到着。10時、坂本さんからお借りしたいすゞのSUVでラヨーンに向け出発! タイは道路標識も読めず(たまに英語表記もあるけれど基本的にタイ語)、市内を出られるかどうか心配だったものの、何とか高速道路に入れました。制限速度120kmで道幅も広く快適。たまにバイクが路肩を逆走してきたり、イキナリ道を横切るクルマに遭遇したりする。2回目くらいまでは「おおぅ! すげぇ!」とか言って驚いていたけれど、3回目くらいから動じなくなっちゃいます。ニンゲンの適用能力、凄いと思う。走り出して30分もしたら、もはや「タイ運転マナー」を”ほぼ”マスターしました。パタヤビーチを観光し、途中の屋外レストラン(地元の人が食べる屋根だけある食堂です)でお昼。トムヤムクンとエビ炒め、エビ入り焼き春雨と、海鮮チャーハン。ウマい。4人でお腹一杯食べ2100円。安いと思ってたら、実は英語メニューだったため(金額だけ読めないタイ語だったから怪しいと思った)ボラれてたと後で判明。だってラヨーンの市場の中にある食堂で夕食食べたら、どのメニューも60〜100円。ビール1本120円。「もうダメ!」くらい食べたのに、1000円くらいでした。しかもウマい! そうそう。ラヨーンは『スターホテル』をヘッドクォーターとホテルとして使う。18時にラリーカーを載せたコンテナが到着するとのことだったが、20時過ぎまで待っても来ない。されど無事深夜到着!

10月16日 昨日より大幅に症状は軽減。おそらく微熱も無くなったと思う。空港に行くとメチャ混み! セキュリティチェックから凄い列になっている。混むのは解っているハズ。だったらその分、係員の真摯な姿勢で対応すればいいけれど、態度悪い。X線の検査台に1つ目の荷物載せ、次のバッグを取ろうとしたら「こっちに置いて下さい!」と、ベルトコンベアーの上にまで持ってこいと言う。高い空港利用料を払っているのだから腹立たしい。きっと公団のトップに問題有るんだと思う。10時発のタイ航空は到着便遅れのため40分ディレイ。途中、再び熱出てきたらしく、原稿も書けず寝たままバンコック着。この空港、滑走路の横にゴルフ場がある。私なら必ず引っかけて滑走路の方に飛ばしてしまいそう。「ふぉあ〜!」と叫んだって聞こえまい。エンジンに飛び込んだりしないのだろうか。また、このゴルフ場には小さな池があるんだけど、釣りしてる人もいる。外部から入れないのに。タイに着いて最初に感じる”不思議”であります。空港には今回お手伝いをしてくれる坂本さん(読者の方で、タイから手伝う事有れば言って下さいとメール頂きました。今回、いろいろお世話になってしまいそう)。ホテルにチェックイン。早めの夕食と(タイ料理のカニとエビです。美味しかった)、ホテルの近所の日本料理屋さんで軽く飲んで早寝。

10月15日 今朝は若干良くなった感じ。それでも薬飲んで熱と痛みを取らないと動き出せない。とにかく仕上げなくちゃならない原稿書きに没頭! 夕方、何とかメドが付く。同時にカゼの状況もよくなり始めたらしく、食欲も出てきました。何とかタイに行くまでにコンディションを取り戻せそうな感じ。夜まで原稿書きし、成田のホテルまで移動。明日のフライト、10時なのだ。この時間帯、クルマだと非常に厳しく、電車じゃ新宿までたくさんの荷物を運ぶのに苦労する。成田の近所にあるホテルに泊まると旅行中の駐車場代無料。長い渡航だと、むしろ安く付く。チェックイン後、久々にお酒飲んでみたら美味しい! 私の場合、お酒まずいときは体調もダメであります。

10月14日 まだ熱下がらず。起きて解熱&鎮痛剤飲み、大汗かいて体温が37度台になってから動き出す。本日午前中に撮影と打ち合わせを一件づつ。嬉しいことにいずれも自宅に来て頂けることになっていたため、ずいぶん楽でした。午後は原稿書き。これまたタイに行く前に仕上げなくちゃならない仕事が溜まっており、寝込むわけにもいかず。けれど今回熱出てフラフラになったら『ロキソニン』という薬を飲んでるんだけど、何とか動けるモンだと感心しきり。唾液も飲み込めないほどのノドの痛みも収まってしまう。とりあえずビタミン剤など豊富に取りながら、明日くらいまでシノげば何とかなりそう。

10月13日 起きたら圧倒的な熱とダルさ。お医者さんに行くも、すぐ治るワケありません。とりあえず解熱&鎮痛剤飲み運転手付きで六本木ヒルズへ。ライブドアで清水草一君と対談であります。清水君とは全く価値観が違って興味深い。38階から外を見て「これが勝ち組の景色か」と感動しておりました。私にとっちゃ勝ち組も負け組も関係なし。喰うのに困らなければ幸せであります。六本木ヒルズ、単に不便だと思う。特に駐車場がアカンです。ちなみに清水君は裕福な家の育ち。私と全く違う。意見食い違い大会に終始した対談はライブドアでどうぞ。終了後、FM群馬の収録のため前橋へ。今回は新井選手をゲストにお迎えしました。終了後、前橋市内で夕食。タイで会いましょう、と帰京。新井選手、月曜日からタイに入るとのこと。そうそう。コ・ドラバー、タイ人で決まりました。基本的には地元の人に乗って貰い、盛り上がって欲しいと思ってます。インタビューする人だって便利かと。もちろんボディに貼るステッカーはタイ語で「チョープ プラテータイ」(タイが好き)。

10月12日 午前中原稿書き。ニュースで国勢調査でトラブルが続出しているといっている。確かに国勢調査など普通の人にとってみれば関係ない。そればかりかプライベートのことまで書かなくちゃならないとなれば、イヤがる人も出てきて当然だろう。私の場合、地元の知り合いが取りまとめているため、出さないということなど考えられないですけど……。それだけ信用できない国になりつつあるということです。昼過ぎ、BMW325iの広報車をピックアップ。やっぱり魅力有ります! 特に乗り心地の上質さは、レクサスIS遠く及ばず。これでアクセル操作に対し敏感過ぎる反応がなくなれば文句なし! おそらく来年モデルから素晴らしく良いクルマになると思う。横浜まで行って講演のお仕事。帰宅後、急に発熱&全身の痛みに襲われ、何と39度1分まで上がる。さすがアップロード出来ず。

10月11日 午前中原稿書き。ベンツAクラスの返却に行く。今年のCOTYの有力候補で試乗してない輸入車は、プジョー407のみ(3シリーズは320iは試乗済み。明日から325iに乗ります)。今年は輸入車の当たり年かもしれません。神谷町の寿司屋でちらしを頼む。するとどうよ! 薄いマグロ2切れとミニチュアの白身、タコしか乗ってないのに(後はシイタケとキュウリなど)1100円だって。よく生き残ってるもんだ。そのまま東京駅に出て宇都宮へ行き、講演のお仕事。新幹線で帰京。

10月10日 終日原稿書き。ラリー・オブ・タイランド、実は未だコ・ドライバーが決まってません。このラリー、出場する予定じゃなかったため、アンちゃんはスケジュール取れない。マレーシアの人で決まりかけたものの……。14日までに決まるかどうか心配になってきました。それ以外の準備は完了したのですが。ちなみに今回はスポンサー無いため『タイが好き』とタイ語でボディに貼ろうと思ってます。タイの人に聞いてみたら「面白いと思いますよ!」。また今回はレンタルのラリー車なので、思いっきり走れそうにありません。一度でいいからスペックCベースのインプレッサに乗りたかったです。もう1シーズンくらいアジパシ、やりたかったなぁ。

10月9日 Aクラスの出来に驚いている。以前試乗した2005年モデル、悪くは無かったものの、これといった魅力も無し。ボディの仕上がりが日本車と同じくらいのレベルでしかなかったためだと思う。しかし現在試乗している2006年モデル(夏休み明けから生産が始まる)、日本車じゃマネ出来ないレベルに達しています。多少違和感残るCVTを除けば、滑らかなエンジン、日本車を圧倒的に凌ぐダンパーの動き、ボディ剛性感が素晴らしい。プリウスをこのくらいの乗り心地にすれば100点であります。挙動は若干ピョコピョコ気味ですけどAクラスのサスペンションの動きを味わってしまうと、ホンダ車(フィット以外の)を除く日本車が使っているダンパーのダメさ度を改めて認識しちゃいます。Aクラス、ちょっと欲しくなりました。終日原稿書き。ラリー・オブ・タイランドの準備は95%くらい終了。されど続くラリー・オブ・チャイナ、来週早々時間切れ。水曜日くらいまでに進展無ければ断念であります。

10月8日 高松空港に着くと10分のディレイというアナウンス。さらにオイル漏れが見つかったらしく、どんどんディレイ。ボーディング開始となり機内に入ると、どうやらAPU(地上で電力の供給やエアコンを稼働するための小型タービンエンジン)も関係しているらしく、全くエアコン効いておらず。お客さんから「暑い暑い!」とモンク続出。皆さん汗だくであります。結局10時10分発の予定が40分くらい遅れました。しかもB767の新しいシート、テーブルの位置が悪く前の人にリクライニングされるとPC広げられない。というかシートの座り心地自体、悪いっす! 空港から赤坂のスタジオに直行し、WRCの収録。10日放送分は90分番組のため長丁場である。終わったの19時。何とかまとまったかな、と。ホンの少しながら私も出ます。帰って原稿書き。明日は鈴鹿のF1に行く予定だったものの、全く仕事終わらず断念。

10月7日 早起きして7時に羽田空港着。8時15分発のANAで高松へ。CT鈴木兄と組み、シビックの試乗であります。最も気になるのがハイブリッドの実用燃費。適当に流れている一般道を普通に走ってみた。途中「せっかく讃岐にきたのだから」と、うどんを食べてみる。『長田うどん』という有名な店に行き「釜揚げ」(250円)を頼む。するとどうだ! ウマいじゃないの! 黄金色のうどんを、濃厚なサカナ系の出汁の出たつゆで食べるのだけれど、絶品!

長田うどん。最高であります!

 こんなウマいなら他も試してみなくちゃ、と続いて鈴木兄が探したのは『宮武うどん』。ここの名物の「ひやひや」(230円)を。天ぷらもウマいということだったけれど、イマイチでした。ここも味違う。となれば「修行だ!」。もう一軒行ってみようということに。

宮武うどん店の「ひやひや」/はゆかの「ぶっかけ&たまご」

 三軒目『はゆか』。「ぶっかけ」(220円)にタマゴ入れたヤツを試してみた。なるほど。ここまで普通のうどん屋さんだったので、鈴木兄が「宮川製麺所に行ってみよう!」。ちょうどお客おらず。テーブルのある場所に行くとおばさん居て「食べるの?」。どうやら自分で作るらしい。「だったらあっち」。エラくつっけんどんであります。「そこのうどんを取って。どんぶりはそこ。で、熱いの? 冷たいの? タマゴ入れたいって? 何軒も回ってるんでしょ? ダメダメ。うどんの味が解らなくなるよ。どこから来たの? 東京。それはごくろうさん」。味のあるおばさんである。TVに出た事あるでしょ? と聞いたらちょっと嬉しそうだった。120円なり。楽しい。

宮川製麺所/ウマくなかった有名店

 さらに修行を積むべく有名なうどん屋や製麺所を回るが、皆さんけっこう早仕舞いなのだ。続いて三軒訪ねるも終わっており、最後は高松市内にある有名店。玉2個分のうどんを見て私はギブアップ。しかもウマくないし。半分残す。されど鈴木兄は全部食べてしまいました。それにしても同じうどんながら味は様々。今回の五軒の中でも美味しい店と「味の民芸の方が美味しい」がある。さらに地元の人に話を聞きつつ総合評価すると、美味しいのを食べたいなら『長田うどん』。宮川製麺所も独特の雰囲気あっておすすめであります。お昼を食べてから夕方6時までに五人分も食べるという厳しい厳しい修行でありました。3ヶ月くらいうどんは見たくないです。シビックのデータ採りはバッチリ! 近々レポート予定。

10月6日 いやいや今回なかなか疲れが抜けません。やっぱりトシか? 打ち合わせや原稿書きの合間に、昼寝も必要。1年間ジムに通って体力や筋力付けていたんだけど。アジパシの2日間だと2日で復活するも、WRCは3日間。3日で復活すると思ってたら、今日もダメであります。けれど来週末にゃタイに向けて出発しなくちゃならぬ。今回は完全なるノースポンサー。クルマもレンタル。90%くらい中国参戦が難しい状況ながら、少しのチャンスも残しておきたい。それにしても徐々に乗れるようになってきたことを、自分でも驚いてます。おそらくスペックCか新しいランエボなら、ノーマル+最小限のラリー仕様で面白い順位を取れそう。アジパシであれば運良ければマーレーさんの如く表彰台に登れると思う。来年もアジパシに参戦したいが、予算尽きました。もう1シーズンくらいやりたかったなぁ。残念!

10月5日 早起きしてエンジン誌の取材のため箱根へ。ターンパイクから山に入ると雨&霧。待ち合わせ場所のヤギさんコーナーに着いたら20m先も見えない。こらアカンと移動したら運良く雨も霧もない場所を見つけられました。順調に終了し、一度家に戻って溜まり始めた原稿書きしてると、トヨタが富士重工の筆頭株主になったとの一報。驚く。都内に出てダイムラークライスラーでAクラスの試乗車をピックアップ。COTYの10ベストカー選びのため、候補になるクルマに乗らなければなりません。意外なことにAクラス、前回Fロード誌の取材で試乗した印象と全く違う! おそらく2006年モデルになったせいだと思うけれど、とっても良いのだ。何より圧倒的にクオリティ上がり、乗り心地も素晴らしい。これならすすめられます。感心しつつラジオ日本の収録へ。帰って原稿書き。

10月4日 ダニーさんとオーストラリアでジャーナリストの仕事をしているコ・ドラのアンちゃんとシモーヌさんを迎えに行きSTIの取材。海外のラリーファンにとってみると、三鷹はフェラーリのモデナのようなもの。聖地なのだ。あまり自慢できる建物じゃないということでSTIは「イメージダウンにならなければいいですけれど」と言うが、とっても喜んでました。新宿に寄って買い物。夕方の成田EXPに乗って帰国の途へ。やっとラリージャパンも終わりました! ちなみに今シーズン使ったインプレッサ、交換した消耗部品は前後のバンパー1本づつと、フロントのロアアーム、タービン、リアのドライブシャフト、フロントサブフレーム、リアのクロスメンバー、ダンパー1セット、フロントブレーキローター4セット(パッド7セット)。リアローター1セット(パッド3セット)のみ。これで国際ラリー4戦と国内ラリー1戦分であります。ちなみにSS走行距離1150km。1戦あたりのSS距離50km程度の国内ラリーだけなら23戦分に匹敵する。凄い耐久性です!

10月3日 昼過ぎまでサホロにあるテストコースにおいてJWRC仕様のスズキ・スイフトの同乗走行。P・G・アンダーソンとG・ウィルクス両方に乗せて貰う。感じること多し! 次号のCT誌で印象をレポートします。同じ頃、チームは車両保管からラリー車を引き取り、自走で苫小牧へ。WRCに出て中位の成績を残し、自走して帰れるんだからインプレッサって凄いと思う。ブレーキのマスターバックを活かしてあるため、その気になれば奥さんがお買い物の行くことだって可能である。道中&フェリーで目立ったとのこと。私は帯広16時25分発のJAL。驚いたことに手荷物検査が出発時間までに終わらず、20分もディレイ。満席なのにトロトロやってるんだもの。しかも時間的に厳しくなった最後の方は、いい加減なチェック。酷いものであります。さすがに疲れてグッタリ。

10月2日 レグ3は登り坂の『パンケニコロベツ』と下り坂の『ペンケ』を2本ずつ。そして昼のスーパーSSであります。今日のスタート順は、前がオーストラリアのラリー選手権チャンピオンだったベテラン山口選手。後ろに元気一杯の若手、山田君である。二人とも前日までにリタイアしたため、遅いスタート順になってしまった。山田君は私より速いため、距離のあるペンケは追いつかれる可能性大。とりあえず「ハイビーム点けてね。私が気づいたらハザード出すから。安全を確保出来る場所で譲るよ」という追いつかれた時の約束をしておく。1本目は重い私のクルマにとって厳しい、ずっと登りの『パンケニコロベツ』。ただ路面状況は悪くないので踏んでいけます。ガマちゃんとのディスタンスを16秒8縮める。総合45位。2本目のペンケは滑りやすいためアンチラグを切ってスタート。何たって下りが続き、スピードも強烈! 幸い山田君に追いつかれなかった、と思ったらパンクしちゃったとのこと。一度サービスに戻り、3本目のスーパーSS。これまで夜の視力に衰えのある「親父目」のため全然見えなかったけれど、やっとどんなコースか解りました。相変わらずヨ〜イドンの直線300mで1秒近く引き離されるも、とりあえず踏んで行くと楽しい楽しい! ジャンプも踏切を100kmとし、少しだけ飛んでみる。結果、N4クラス25位。前後は本格的なラリー車ばかり! 軽いスペックCなら、直線だけで2秒は速くなると思う(クラス順位は10番手くらい上がります)。少しづつ上達してきました。そしてラス2のパンケ。スタートすると1本目と全然路面が違う! 至るトコロにギャップ! 2回もパンクかサスペンションダメージを受けてもおかしくない決定的な衝撃を喰らう。ソルベルグがコースアウトしてる。可哀想に。されど私は生き残り、ガマちゃんとの差をさらに36秒詰められた。総合41番手に浮上。そして最後のSS。抑えつつも、逃げずに走ったらガマちゃん抜きました! 総合36位。驚くべき事にクラス22位だって! やっとグラベルの運転が解ってきたらオシマイだって。残念! 嬉しいことにフィニッシュ台で素晴らしい声援を頂きました。国沢光宏も私のラリーカーも本当に幸せです! (10月2日のらりいみちへ

 夜、例によって厳しい宴会。どこのチームもラリー終わった時の開放感は大きい。2次会をカラオケ屋さんでやっていると、隣の部屋にフォードとスズキのチームの外国人クルーが。コッチのカベをドンドン叩くので乱入! そしたら向こうもコッチの部屋に来て大騒ぎ。やがて廊下で自転車に乗って便所のドアに衝突したり、なぜか自転車でタイヤ交換のマネごとし始めたりとぐちゃぐちゃ。3時まで飲んでふらふら。

10月1日 昨日は2回のパンク等で11分くらい遅れたため、出走順がガックリ下がった。順位から行けば私の方が上だったのに、前にスターレット。ただ今日は長いSS無く、追い付く事もないでしょう。SSに行くと恐れていた雨。それでも午前はソツなくSSを5本こなし、無事終了。今回のラリーで一番イヤだった超高速&コーションやスリッピーだらけの『メナン』(SS14と20。ビビッたら絶対タイムでない)もけっこう楽しめました。しかし! 同じSSをもう一度づつ走る午後が凄かった! 全然コースコンディションが違うのだ! 路面コンディション酷過ぎ! スタート早々パンクであります。今回は硬い何かを踏み、車体全体が響くくらいの衝撃受けたのですぐパンクを覚悟しました。短いSSだったため、そのままペース落としてゴール。1分失う。はぁはぁいいながらタイヤ交換。続くSSではギャラリーステージでハーフスピン。今回唯一のハーフスピンをお客さんの前で見せられて幸せであります。誰もいないところでやっても、喜ぶ人はいないですから。唯一レグ2の「楽しかった!」は続くSS18。1回しか走らないため路面コンディションよく、思い切り走れた。ただ登り坂だったため、タイムは出ません。徐々に嫌いじゃなくなってきた陸別のSSをこなし、いよいよ今回最も難しい『メナン』の2回目。ここ、昼間だって高速で滑るのに夜ときた。順番待ちしてたら「スタートディレイ」の連絡。どうやら何台かコースアウトしてるらしい。そのまま20分経過。こらキャンセルだろう、とリラックスしちゃいました。案の定キャンセルである。SSを通過すると、3台クラッシュ。いずれもダメージ大きくなく一安心。シメのスーパーSSはスターレットが相手。ひたすら滑らせ、存分に楽しみました。(10月1日のらりいみちへ

リエゾンで手を振ってくれる人もたくさんいました