December 23, 2004

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FTR


シックなモノトーンカラーモデルもあります

アウトライン アメリカでは昔から「フラットトラックレース」というモータースポーツが人気。日本のオートレース(オーバル走るギャンブルです)のコースを土にしたものだと思えばよかろう。レース中はほとんどカウンターステア当てた状態でのバトル。そのため車両もアップハンドルに、足付き性のより低いシートポジションという独特のスタイルをしている。最近再びフラットトラッカーが人気。


エンジンフィール 基本的にはXL230に搭載されるのと同じ空冷のOHC単気筒。ルーツを辿れば、大昔のCB125である。なんだか妙に懐かしい感じ。ただ最新の排気ガス規制に合致させるため、若干パワーダウンを強いられてしまった。エンジンマウントの関係か、振動はXL230より大きめ。70キロを超えたあたりからグリップに伝わる振動を無視出来なくなる。最高出力は19馬力。セル付きです。

ハンドリング 「ザ・軽快!」といった感じ。さすがフラットトラッカーレプリカだけあり、面白いほど取り回しが良い。ハンドル幅が広いため渋滞に弱いものの(ハンドル幅の狭いモデルもあります。街中で乗るならそちらをプッシュ)、都内の足に使うならとっても楽。もちろん多少のダートならしっかり走れるタフさも有す。フロントブレーキがディスクだから、ストッピングパワーも強力。オンロードのコーナリングは得意。

ライディングポジション 背中を伸ばして座り、手元まで曲がり込んだハンドルを握るという独特のポジション。明らかに普通のバイクと違う感じ。街中をノンビリ流すのもよし、フラットなダートを探してその気になってテール滑らせて乗るのもよし! どんな使い方にも向く。シート高が低いため、身長158センチの女性でも楽々乗れました。XL230同様、奥さん一緒に乗るのもいい。


幅が広く手前に曲がり込んだハンドル形状を持つ。トリップメーターは標準装備

2人乗り エンジントルク強力、と言えないため2人乗りを得意とするような排気量じゃない。でもリアシートに座った時の快適性はなかなか。このクラスのバイクじゃベストかもしれない。嬉しいのがブレーキ。2人乗りした時は前輪ディスクブレーキで良かった、と思う。近所までの買い物や、別荘の足として使うなら最高です。ワタシも軽井沢あたりに別荘買って、FTR置きたい。湯沢の合宿所用に買うか?

おすすめの乗り方 ムスコに見せたら「このバイク、流行ってるよね!」どうやら若者に人気らしい。このシリーズ(オヤジのためのバイク選び)を始めてから、親子でバイクに乗れたらいいな、というメールを頂く。皆さんぜひコドモと一緒にバイクを楽しんだらいかがか? ジックリ教えてやれば安全も確保出来ます。価格も34万9千円(写真のカラー)と手頃なので、バイクカムバック第一弾にいかがか?
FTRの公式サイトへ

Posted by kunisawa at 04:20 PM

XL230


SL250と初代XL250に似た雰囲気

アウトライン 最近バイクの値段が大幅に上昇。今や250ccクラスで50万円を超えるモデルだって珍しくない状況。「それじゃ気軽に買えるコスト最優先のモデルを作ってやろうじゃないか」とホンダは思ったのだろう。かくしてデビューしたのが34万9千円というプライスタッグを付けたXL230である。写真を見て頂ければ解るとおり懐かしのSL250をイメージさせる、オジサン世代にとっちゃキュートなデザイン。

エンジンフィール 223ccのシングルカム単気筒で、18馬力を発生。セル付きだから始動は簡単だ。回転フィールもクラッシック。ワタシが若い頃のバイクみたいである。絶対的なパワーは街中や一般道のツーリングなら十分。60キロくらいまでなら単気筒特有の「た・た・た・た・た!」という気持ちよいトルク変動を楽しめるから嬉しい。高速道路はガマンの一手。一般道で帰るのがイヤになった時には高速道路も走れます、といった感じ。


とってもタイトなボディ

ハンドリング 車体のサイズは250ccクラスと125ccクラスの中間的存在。これなら女性でも気軽に運転できるだろう。奥さんも免許持っているなら一緒に楽しめます。小回り利くので、街中の渋滞を抜けるのも楽チン。なんたって満タンで120キロしかないのだから。ブレーキはフロントがドラム。リアを多めに掛けてやれば、けっこうしっかり止まる。もちろん林道のトレッキングくらいなら軽くこなすオフロード性能を有す。

ライディングポジション 背中を伸ばして座り、ハンドルはワイド。素直なポジションです。体格大きいと、やや車体が小さすぎる感じもあるけれど、これなら長い時間乗っても大丈夫。信号待ちでハンドルから手を離すときも大きな姿勢変化せずに済む。ムカシ風の大型リアキャリアなど付ければ、数日のツーリング用荷物も積めるだろう。コストダウンは徹底しており、トリップメーターまで省略されている。


シンプルなメーター。タンク容量は6リッター

2人乗り ポジション的には何の問題もなく、気持ちよ~くリアシートに座れる。ただエンジンパワーが厳しい感じ。もちろん近所までの移動なら気にならないだろうけれど、国道など走ろうとすれば物足りない感じ。絶対的なブレーキ性能も2人分の重量に対しては足りない。ま、このクラスのバイク全般に言えることですけど。2人乗るするときは早めのブレーキを心がよう。別荘に置いておき、スクーター代わりにするのも良し。

おすすめの使い方 何たって自動車税や自賠責保険といったランニングコストが安い。車検も無いし。あまり乗らないかもしれないけれど手元にバイクを一台置いておきたい、みたいなオジサンにゃピッタリだろう。その気になればオフロードなど走りに行けるし。ちなみに高速道路は軽トラックと同等の動力性能。90キロくらいから加速が緩慢になっていく。でもツーリングの帰り道、疲れたら高速道路で楽して帰れるから便利です。34万9千円。

Posted by kunisawa at 01:54 PM

CBR600F4i

アウトライン 4気筒の600ccエンジン(PGM-FI)を搭載しながら、車重は196キロ(乾燥重量だと168キロ。オイル類まで全部入っていない乾燥重量ってのがバイクらしい表現ですね)と軽い。こいつに69馬力を搭載する。2001年から始まった『ST600』というモータースポーツのベース車両になっているのを見ても解る通り、極めてスポーティなモデル。オジサン流に表現するなら「現代のザッパー」である。

エンジンフィール 高回転型のエンジンながら、6速ギアで1000回転/20キロくらいからアクセル開けても街中なら十分に加速する。普通に走っているなら5千回転も回せば交通の流れを完全にリード出来ます。アクセルを大目に開けた時の「コーッ!」っという吸気音が素晴らしく、ついつい楽しんでしまう。エアクリーナー付きバイクで吸気音が楽しめるのって、初めて。吸気音ならヒトに迷惑を掛けずに楽しめる。100キロ巡航時は5千回転。


レッドゾーンは14000回転!

ハンドリング 600ccと思えないくらい軽快。ブレーキで前輪に荷重掛けてやりながらのバンクも素直に出来る。これといったクセがないのだ。立ち上がりの加速もエンジントルクの出方がマイルドだから、突如ズルリとくるようなこともない。ただ8千回転以上までブン回すような乗り方をしようとすれば、サーキット走ったことがある程度のテクニックが必要。ブランクのあるオジサンだと1万回転以下で満腹です。面白い面白い面白い!

ライディングポジション 写真の通りセパレートハンドルのセミレーシング。20年前ならピュアレーシングですけど。シートを見ても解るとおり、アンコだってほとんど無い。これまたレーサーみたいです。またがると驚くほどコンパクトで、これまたレーサー風。サイズも雰囲気も一昨年乗ったNSR500に近い感じ。走り出した瞬間からその気になります。したがって長距離ツーリング向きじゃありません。

2人乗り 一応リアシートが付いているから2人乗りも出来る。インジェクション仕様のエンジンだから、暖まらないウチに走り出してターンの時に失速し2人分の重さを支えきれず立ちゴケする、なんて心配も無し。ただ運転してるニンゲンが凄い前屈みになるため、リアシートも前屈みになる。走っているときはいいけれど、信号待ちの度にヨイショ。夫婦で遠乗り用するならすすめません。スポーツカーのリアシートだと思ってください。

おすすめの乗り方 400ccじゃ物足りないし、かといってリッターバイクだと取り回しが大変、と思うヒトも多いじゃなかろうか。実際、ムカシの750ccより軽くなったとは言え、リッターバイクって重い。CBR600のサイズなら、取り回し簡単。オジサンのコシだって痛めずに済む。で、走り出せばメチャクチャ速い! おそらくワインディングロード走らせたら、このクラスが最も速いんじゃなかろうか。82万円。

Posted by kunisawa at 01:50 PM